コンチネンタルは11月16日、コンパクトカーのドラムブレーキ向け電動パーキングブレーキ(EPB)コンセプトを開発したと発表した。
新システムは、後輪ドラムブレーキで機械式パーキングブレーキを兼用している低価格帯車両セグメントをターゲットとしたもの。ドラムブレーキのベースパネルに組み込んだアクチュエーターと制御ソフトウェアをESC(横滑り防止装置)に統合し、ボタン1つでパーキングブレーキをかけることができる。
低価格のドラムブレーキおよびビルトイン構造の制御エレメントをESCで制御することで、軽量、高効率、低コストを同時に実現する。また同社によると、将来的には小型トラックやSUVに使用されているドゥオ・サーボ式ブレーキへも適応可能だとしている。