走行中のトラックにドローンが衝突…道交法違反に当たらず

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ドローン(イメージ)
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6日午前8時40分ごろ、岡山県岡山市南区内の広域農道を走行していた大型トラックに対し、路外から飛んできたドローンが衝突する事故が起きた。フロントガラスに傷が付いた程度の損傷で、運転者にケガはなかった。

岡山県警・岡山南署によると、現場は岡山市南区藤田付近で片側1車線の直線区間。大型トラックが走行していたところ、路外から飛んできたドローン(直径約40cm、高さ約20cm、DJI社製)がフロントガラスに衝突した。この事故でフロントガラスに小さなヒビが入ったものの、運転していた広島県福山市内に在住する70歳の男性にケガはなかった。

警察が道路交通法違反(禁止行為)容疑で捜査を開始したところ、翌7日になってから現場周辺に住む37歳の女性が「自分の飛ばしていたドローンかもしれない」と警察に連絡。この女性の親族が所有する機体と確認できたが、事情を聞いた結果として道交法違反には当たらないと判断。口頭で厳重注意した。

現場周辺は田園地帯。聴取に対して女性は「近くの川を撮影しようと飛ばしたものの、風に流されて行方がわからなくなった」などと供述していたようだ。発見時の機体にカメラは装着されておらず、警察では車両と衝突した際に脱落したものとみている。

《石田真一》

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