重傷ひき逃げ容疑で逮捕の男、飲酒運転の発覚を恐れて逃走か

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5日午後10時30分ごろ、和歌山県和歌山市内の県道で、道路左側の路肩を歩いていた20歳の女性に対し、後ろから進行してきた乗用車が追突する事故が起きた。女性は重傷を負ったが、クルマは逃走。警察は後に30歳の男を逮捕している。

和歌山県警・和歌山東署によると、現場は和歌山市弘西付近で片側1車線。20歳の女性は道路左側の路肩を歩いていたところ、後ろから進行してきた乗用車にはねられた。

女性は腰の骨などを骨折する重傷を負ったが、クルマは逃走。警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始し、目撃情報などから岩出市内に在住する30歳の男が容疑に関与したものと判断。8日未明に自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

聴取に対して男は「酒を飲んでいたこともあり、パニックになって逃げた」などと供述しており、警察では飲酒した場所や量の特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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