残すところ、あと3日となった東京モーターショー2015。東京ビッグサイト西1ホールにあるミクニのブースでは、「つながる人・技術・そして未来」をテーマに、同社の技術、製品を身近に感じることができる。
展示は、フューエルインジェクションシステムの関連コンポーネンツが中心。興味深いのはバイクの右側ハンドル・アクセルグリップを捻ることで、スロットルボアが開閉する様子が目の当たりにできる大型2輪車用電子制御スロットルボディのデモ機。
3台が用意され、アクセル操作によって吸気システムがどのようにして動くのか、体験しながら学べるようになっている。
さらに単気筒向け次世代スロットルボディや燃料ポンプユニット、可変バルブシステム用ソレノイドやF1システム用コントローラーなども実物を紹介。二輪/四輪車の環境、安全に貢献する製品群を、タブレットなども用いてわかりやすく説明している。
また、全日本ロードレースJ-GP2クラスを走ったゼッケン392 ミクニ テリー&カリーのレーサーもディスプレイされているほか、MIKUNIのロゴが、キャブレターに用いるメインジェットでつくられているなど、工夫が凝らされた。