資源エネルギー庁が発表した9月の石油統計速報によると、燃料油の国内販売は前年同月比3.7%増の1417万キロリットルと6か月連続で前年を上回った。
油種別では、ナフサ、ジェット燃料油、軽油は前年同月を上回り、ガソリン、灯油、A重油、B・C重油は前年同月を下回った。
燃料油の生産は同0.1%減の1433万キロリットルと微増ながら6か月ぶりに前年を下回った。油種別では、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、軽油が前年を上回ったものの、灯油、A重油、B・C重油がマイナス。
燃料油の在庫は同5.8%減の1120万キロリットルと2か月連続で前年を下回った。油種別にみると、ジェット燃料油、軽油が前年を上回ったが、ガソリン、ナフサ、灯油、A重油、B・C重油が前年を下回った。
9月の原油輸入量は同2.3%減の1557万キロリットルと3か月ぶりに前年を下回った。
燃料油の輸入は同18.0%増の317万キロリットルと2か月連続プラスで、輸出が同11.5%増の287万キロリットルと6か月連続で前年を上回る結果となった。