【東京モーターショー15】重心移動、一輪、キャタピラー…様々なパーソナルモビリティが続々登場

自動車 ニューモデル モビリティ

オオトモ「Ninebot E」
  • オオトモ「Ninebot E」
  • オオトモ「Ninebot E」
  • オオトモ「Ninebot E ハンズフリータイプ」
  • オオトモ「ninebot one」
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  • HONDA「UNI-CUB」
  • HONDA「UNI-CUB」
  • STYLE-D「マルチ モビリティ」
東京モーターショー15の会場内には、「SMART MOBILITY CITY」エリアが設けられており、各社がパーソナルモビリティを出展している。個性豊かなそれらのパーソナルモビリティを紹介する。


◆重心移動だけで走行可能…オオトモ「ninebot」

ninebotシリーズは3種類が展開されている。二輪でハンドルバー付きの『Ninebot E』、二輪でハンドフリータイプの『Ninebot E ハンズフリータイプ』、一輪タイプの『ninebot one』である。いずれもアクセルやブレーキはなく、運転者が車体に立ち、重心移動だけで走行できるのが特徴だ。道路交通法の規制により、歩道を走行することはできない。

Ninebot Eはテーマパークでパレードに使用されたり、芸能プロダクションがバックダンサー用に使用したりすることが多いという。Ninebot E ハンズフリータイプは工場が作業者の移動用途に使用する場合が多い。ハンドフリーであるため、乗車したまま手作業を行うことができる。

一方、ninebot oneは個人がレジャー目的で使用する場合が多い。若年層の購入が多いが、20代から50代まで、幅広く購入されているという。少し練習が必要となるようだが、練習を重ねるにつれて、カーブをしたり8の字を描いたりと、操作の幅が広がってくる点が人気となっている。一輪であるため小回りが効きやすく、慣れれば自由自在な動きをすることができる。


◆一輪なのに抜群の安定性、一輪だから小回りが効く…ホンダ「UNI-CUB」

『UNI-CUB』は、一輪であるのに安定性が非常に高く、一輪であるために小回りが効くことが特長だ。一輪の長所を生かしつつ、短所は排除された設計となっている。

実際に乗車をしてみたが、一輪であるのに非常にバランスが良く、簡単に乗ることができた。前方向への移動だけでなく、斜め方向や左右への移動もすぐに行えた。

道路交通法の規制があるため、屋内での使用が主になる。展示会会場や博物館、水族館、ショッピングモールなど、室内で長距離の移動が発生する場面での使用を想定しているとのこと。現在は、イベント会場で体験会を行うために、利用される場合もあるそうだ。


◆キャタピラーによって場所を選ばずに走行可能…STYLE-D「マルチ モビリティ」

『マルチ モビリティ』はキャタピラーが搭載されており、悪路でも走行できる点が特長だ。傾斜地や湿地、農地など、路面を選ばずに走行することができる。このため、工場や農地など、さまざまな場面で活躍をしてくれる。

また、スティック操作であるため、高齢者でも安心して操作を行える。ただ単に車椅子の代わりとなるだけではなく、悪路でも走行できるため、これに乗ってハイキングに出かけるということも可能だ。


◆歩道走行が可能、高齢者の新しい移動手段…WHILL「WHILL Model A」

道路交通法の規制により、歩道を走行できないパーソナルモビリティが現状多いが、『WHILL Model A』は歩道を走行することができる。

こちらも実際に乗車してみたが、坂道や砂利道でもスムーズに移動ができ、また段差を乗り越えることもできた。レバーを操作しなければ自動的に電磁ブレーキが働くため、坂道ではその場で止まることもできた。段差は7.5cmまで、坂道は10度まで対応しているという。

同製品は、高齢者に主に利用されているという。自転車や自動車に乗ることが不安な方でも、1~2km離れた場所へ気軽に出かけられるようになる点が好評のようだ。

現在、ヤナセが代理店となり、全国175店舗で取り扱いをしている。今後は、フランスベッドから介護保険を利用してレンタルを行うこともできるとのこと。また、将来的には、若者への認知も図っていきたいという。


これらのパーソナルモビリティは、東京モーターショーにて体験試乗が可能。次世代の乗り物をぜひ一度体験してみてはいかがだろうか。
《松木和成》

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