【東京モーターショー15】「若い人に乗ってほしい」スクランブラー、ホンダの50cc版 グロム

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グロム50 スクランブラー コンセプト ツー(東京モーターショー15)
  • グロム50 スクランブラー コンセプト ツー(東京モーターショー15)
  • グロム50 スクランブラー コンセプト ワン(東京モーターショー15)
  • グロム50 スクランブラー コンセプト ワン(東京モーターショー15)
  • グロム50 スクランブラー コンセプト ワン(東京モーターショー15)
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個性的で躍動感あふれるスタイリングのホンダ『グロム』。2013年6月に発売して以来、コンパクトで扱いやすい車体サイズや大型スポーツモデルを彷彿させる本格的な装備などが好評で、トレンドに敏感な若者をはじめ、大型2輪ユーザーのセカンドバイクとしても支持されている。

いま売られているのは、原付2種クラスに相当する125ccモデルだが、ホンダブースには原付1種・50ccのコンセプトモデルが登場。『グロム50 スクランブラー コンセプト ワン』と『グロム50 スクランブラー コンセプト ツー』の2台だ。

空冷4ストローク単気筒エンジンは、ホンダ自慢の『スーパーカブ』に積まれている頑丈なユニット。ワンは「Neoレトロスクランブラー」をキーワードに、本物志向の若者に向けたバイクらしいシンプルな車体構成でデザインされる。

タンクパッドを採用したフューエルタンクやパンチングタイプのマフラーガードなど素材感にまでこだわったノスタルジックな雰囲気と、フル液晶タイプのデジタルメーターや、中央にHONDAロゴを配し周囲のリングが光る、独特なデザインのLEDヘッドライトなどにより新鮮な印象を両立。

街中ではもとより、ガレージの片隅に置いてあるだけでも存在感を放つ質感を持ちながら、普段着で乗れる気軽さも備えたモデルだ。

ツーは「Neoレトロスクランブラー」のワンに対し、「Modernスクランブラー」をキーワードに開発。コンパクトな車体に新しいスタイルを追求し、シートを支えるリアフレームには軽量・高剛性のモノコック構造を採用した。つくりこみにもこだわった次世代のスクランブラースタイルとしている。

さらに、都会的な雰囲気にミリタリーテイストをミックスし、男らしさと堅牢さを表現。オンロード、オフロードを問わずどこにでも行けそうなイメージを持ったモデルだ。

ホンダの開発担当者は「若い人に乗ってもらい、カスタムも楽しんで欲しい」と願っている。「両モデルで共通パーツのパーツはエンジンとホイールぐらいでして、コストを度外視し細部にこだわりました」と、完成度の高さに自信をのぞかせる。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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