UMWトヨタ、5車種6万台リコールへ…マレーシア

UMWトヨタ・モーターは29日、パワーウインドウ・スイッチに不具合があるとして、6万6830台のリコールを行うと発表した。

エマージング・マーケット 東南アジア

UMWトヨタ・モーターは29日、パワーウインドウ・スイッチに不具合があるとして、6万6830台のリコールを行うと発表した。

UMWが発表した声明によると、運転席ドア部のパワーウインドウ・スイッチにおいて、スイッチ潤滑用グリースの塗布方法が不適切なため、グリース量が不足しているものがある。そのため、端子摺動部から出る磨耗粉と水分などの侵入により短絡回路が形成され、端子が発熱して当該スイッチおよび周辺の樹脂部品が焼損し、最悪の場合、火災に至るおそれがあるという。

対象となるのは、トヨタ『ヴィオス』『カローラ アルティス』『カムリ』『ヤリス(日本名:ヴィッツ)』『RAV4』で2005年から2010年に製造されたもの。

UMWトヨタ・モーターは対象のモデルを購入した顧客全員に連絡を入れ、点検を行う。異常の見られるものは、対策品と無償で交換し、正常なものについては、耐熱性グリースを塗布する。

広瀬やよい

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