【東京モーターショー15】重心移動だけで動く次世代の電動車いす…ナインボット

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ナインボット・ニノ
  • ナインボット・ニノ
  • ナインボット・ワン(左)とナインボット・イー

これまでに「ナインボット・イー」や「ナインボット・ワン」など新しいモビリティを販売してきたナインボット。同社は中国・上海に本社を構えるロボット企業だが、今年4月に米国セグウェイ社を買収して話題となった。

そんな同社が今回の東京モーターショーで、新たなモビリティを披露した。それは「ナインボット・ニノ」と名付けられた電動車いすだ。イーやワンなどの技術を生かして製造したもので、バランシングセンサーを搭載し、重心移動だけで進むことができるという。

大きさは590mm×640mm×500mmで、重量は39kg。3時間の充電で38kmの走行が可能で、速度は時速6~9km/h。登坂能力も高く、約15度の角度の坂でも登っていけるそうだ。

「まだ国内での販売は未定ですが、これから調整を進めて、できるだけ早く投入できればと考えています」と日本総代理店のオオトモ関係者は話す。デザインも洒落ているので、日本で販売される時は話題を呼びそうだ。

《山田清志》

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