韓国のLG化学は10月21日、米国ミシガン州のホランド工場における自動車用バッテリーの生産を増強すると発表した。
ホランド工場は、およそ2年前に稼働。EVやプラグインハイブリッド車(PHV)用の二次電池として、リチウムイオンバッテリーを生産している。
今回の発表は、グループ企業のLGエレクトロニクスが、GMから次世代EVの開発パートナーに指名されたことを受けての対応。LGエレクトロニクスはGMに対して、新型EV『BOLT』用の駆動モーター、パワーインバーターモジュール、充電装置、バッテリー(二次電池)、インフォテインメントシステムなどを納入していくことが決定した。
このうち、バッテリー(二次電池)の生産を、LG化学のホランド工場が担当。LG化学はすでに、GMのプラグインハイブリッド車、シボレー『ボルト』用のリチウムイオンバッテリーを、2013年11月から納入してきた実績がある。
LG化学の米ミシガン州ホランド工場のニック・カサノス社長は、「高品質かつ低価格のEVが、現在求められている。我々が、その一部を担うことに、大変興奮している」と述べた。