いよいよ明日に迫った東京モーターショー一般公開。先行して2日間おこなわれたプレスデーでは、ホンダブースにあるハイブリッド三輪車が注目を集めた。コンセプトモデルとして出展された『NEOWING(ネオ ウイング)』だ。話題のニュー『NSX』や『シビックタイプR』、最新バイクなどを目当てにたくさんの人が集まるホンダブースの中で、ひときわ異彩を放っている。「なんだコレ…!?」という声とともに、絶えず注目を集めているのだ。それもそのはず。フロント2輪、リア1輪という車体構成もさることながら、生き物のようなルックスが見るものを惹きつける。そして近づいて、また驚くのがそのパワーユニット。水平対向4気筒エンジンに、モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを採用しているのだ。もちろん、フロント2輪というのも面白い。前輪に独自のリンク機構とアクチュエーターによるロール制御技術を採用し、未来感とバイク本来のメカニカルな魅力を強調した構成。大型バイク同等のコーナリングフィールを楽しめるスポーティなリーン走行と安定感を両立させた、これまでにないスポーツハイブリッド三輪車としている。本田技術研究所 二輪R&Dセンター アドバンスデザイン室の多湖賢司さんは、「より多くの方が開放感とアクティブな走りを楽しめる、将来に向けた新たな価値を提案するコンセプトモデル」と説明してくれた。デザインも「メカっぽいけど、生き物のようでもある」と、斬新なもので、「力強い直線基調で、パーツの立体的造形、ローフォルムにこだわった」と、多湖さんは言う。
V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響 2025年9月18日 ヤマハ発動機は9月12日、イタリアのミサノ・ワールドサーキット…