「アグレッシブ&スピードシェイプ」をデザインコンセプトとし、ロングノーズで低く構えたクラウチングスタイルにより、スピード感ある佇まいを実現。東京モーターショー2015、ホンダブースにあるコンセプトモデル『Light Weight Super Sports Concept』だ。硬質でカタマリ感のある面構成とシャープエッジとの組み合わせで、アグレッシブさを強調。さらに、機能部品など細部にも配慮した造形によりクラスを超えたクオリティを追求し、ホンダがつくる次世代のライトウエイトスーパースポーツの方向性を予感させるモデルとなっている。本田技術研究所 二輪R&Dセンターの田村健司氏は「たとえ停まっていても、速そうに見えるようにした」という。速いカタチってナンダ…!? そう考えたとき、導き出されたのがこのフォルムだ。「たとえば、ライダーが跨ったとき、タンクが絞り込んであったり、攻撃的なフロントマスク」(田村氏)マットブラックという車体色もホンダのコンセプトモデルでは珍しい。これは女性デザイナーによるもので、外装をよく見ると水転写のデカールで仕上げられているなど手が込んでいる。「カッコイイことに特化した」と言うとおり、積載性や快適性は考慮されていない。魅せるスペック、魅せるライディング、存在感を強調したライトウェイト・スーパースポーツだ。次世代のCBRシリーズに、採用されるカタチかも……!?