ドイツの高級車、メルセデスベンツは10月28日、東京モーターショー15において、『GLE』を日本初公開し、同日から、日本市場での販売を開始した。
GLEは2015年4月、ニューヨークモーターショー15でワールドプレミア。GLEは、現行『Mクラス』の大幅改良モデル。メルセデスベンツはSUVに、順次新たなネーミング手法を導入。Mクラスは大幅改良を機に、GLEに車名を変更した。
GLEは、現行のMクラスに対して、フロントマスクを中心に大幅変更。グリルやヘッドライト、バンパーを変更し、『GLEクーペ』と共通イメージの表情に生まれ変わった。リアは、テールランプが新デザイン。内装は、ステアリングホイールや、ダッシュボード中央のモニターが新しい。
東京モーターショー15で初公開された日本仕様の特徴が、AMGを除いた基本グレードが、ディーゼル搭載車のみという点。クリーンディーゼルと9速ATを組み合わせた「GLE 350 d 4MATIC」グレードが、日本市場に導入された。
3.0リットルV型6気筒ターボディーゼルエンジンは、最大出力258ps、最大トルク63.2kgmを発生。豊かなトルクが、力強い走行性能を生み出す。同時に、JC08モード燃費は12.9km/リットルと、クラストップレベルを実現している。日本国内価格は、868万円から。