住友ゴム工業は、10月3日に全国47都道府県53会場で実施した「ダンロップ全国タイヤ安全点検」の結果を公表した。
今回の活動では全国53会場で6589台のタイヤ点検を実施した結果、タイヤの整備不良率が全点検台数の33.5%だった。内容では(重複含む)空気圧の過不足が22.3%と最も多く、続いて残溝不足が8.2%、タイヤ表面の損傷が6.7%、偏摩耗が6.2%だった。
今回の活動により、これまでの累計点検台数は7万台を超えた。
ダンロップでは、2008年10月から年2回、全国47都道府県でタイヤ点検と安全啓発活動を道の駅やショッピングセンターなどで開催、今回が14回目となった。
タイヤ点検ではタイヤに起因する事故の未然防止を目的に、装着されているタイヤの空気圧、残溝、タイヤ表面の損傷などの点検を行うとともに、タイヤの安全で正しい使用・管理方法について紹介する冊子を配布するなど、ドライバーにタイヤの日常点検の重要性を訴求している。