助手席の携帯電話に気を取られて追突、ひき逃げ容疑で男逮捕

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23日午後8時ごろ、京都府京丹後市内の府道で、道路左側の路肩を走行していた自転車に対し、後ろから進行してきた軽トラックが追突する事故が起きた。自転車の男子中学生が重傷を負ったが、クルマは逃走。警察は後に48歳の男を逮捕している。

京都府警・京丹後署によると、現場は京丹後市大宮町河辺付近で片側1車線の緩やかなカーブ。15歳の男子中学生は道路左側の路肩を自転車で走行していたところ、後ろから進行してきた軽トラックにはねられた。

中学生は自転車ごと路外に弾き飛ばされて頭部強打の重傷を負ったが、クルマはそのまま逃走したことから、警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。翌24日夜になり、同市内に在住する48歳の男が警察に出頭し、容疑への関与を認めたことから、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

聴取に対して男は「助手席に置いてあった携帯電話に気を取られて自転車の発見が遅れた。怖くなって逃げてしまった」などと供述しているようだ。警察では前方不注視が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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