防犯カメラ映像で特定、死亡ひき逃げ容疑者を逮捕

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今月7日に山梨県甲府市内で発生した死亡ひき逃げ事件について、山梨県警は12日、長野県諏訪市内に在住する33歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

山梨県警・甲府署によると、問題の事故は2015年10月7日の午後11時30分ごろ発生している。甲府市北口3丁目付近の市道(片側1車線の直線区間)で、24歳の男性が意識を失った状態で倒れているのを通行人が発見。男性は徒歩で道路を横断中に交差進行してきた車両にひき逃げされたとみられ、収容先の病院で死亡した。多発性の外傷性ショックが死因とみられる。

警察は死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。現場周辺に設置された防犯カメラ映像から容疑車両の車種を特定し、周辺捜索を行ったところ、同市内で容疑車両を発見。運転していた男から任意で事情を聞いていたが、事件への関与を認めたことからひき逃げ容疑で逮捕した。

聴取に対して男は「人とぶつかり、怖くなって逃げた」などと供述しており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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