原因は交通トラブルだけではない? 傷害致死で23歳の男を逮捕

自動車 社会 社会

11日午前4時35分ごろ、神奈川県小田原市内の市道で、顔面などから血を流した状態で倒れている57歳の男性を通行人が発見。警察に通報した。男性は後に死亡。警察は交通トラブルが原因で男性に暴行を加えたとして23歳の男を逮捕している。

神奈川県警・小田原署によると、現場は小田原市久野付近。57歳の男性は、近くにあるコンビニエンスストア前に駐車した軽乗用車の横で顔面から血を流した状態で倒れていたのを通行人が発見。通行人が警察に通報した。

男性は意識不明の状態で近くの病院へ収容されたが、顔や頭部に強い打撃を受けたことが原因で死亡。警察が傷害事件として捜査をおこなっていたところ、翌12日午前に同市内に在住する23歳の男が親族に連れられて警察へ出頭。事件への関与を認めたことから、傷害致死容疑で男を逮捕している。

聴取に対して男は「クルマの通行を巡ってトラブルとなり、カッとして殴った」、「倒れた男性を何度も踏みつけた」などと供述しているようだ。一方で男は「死亡した男性とは面識が無い」としながらも、死亡した男性宅と男の自宅は2軒しか離れていなかった。警察では交通トラブルと近隣トラブルの両面から事件発生の経緯を詳しく調べる方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース