ドイツの高級車メーカー、BMWグループは10月8日、英国工場において、新世代エンジンの生産を開始した。
この工場は、バーミンガム近郊のハムスホールエンジン組み立て工場。BMWグループは同工場を含めて、英国内の工場に、総額7億5000万ポンドを投資。ハムスホールエンジン組み立て工場での新世代エンジンの生産は、この投資の一部。
ハムスホールエンジン組み立て工場で生産を開始したのは、新しい3気筒および4気筒エンジン。この新世代エンジンは、BMWグループの幅広い車種に搭載される。
また、同工場では初めて、エンジン関連部品の生産も開始する予定。BMWグループの他の工場へ、供給していく。
BMWグループのグローバル生産ネットワーク担当、Ilka Horstmeier氏は、「3気筒、4気筒、6気筒の新世代エンジンは、標準化設計が導入されており、部品の共用や生産工程の均一化が図られている」と述べている。