【MotoGP日本GP】Moto2は新王者ザルコが優勝…中上は悔しい転倒で22位

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Moto2で優勝を飾ったザルコ
  • Moto2で優勝を飾ったザルコ
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  • 中上貴晶
  • 中上貴晶

2015年のMotoGP世界選手権第15戦日本グランプリ。Moto2クラスの決勝はポールポジションからスタートしたヨハン・ザルコが優勝。同時に2015シーズンのチャンピオンも決めた。

当初はランキング2位のティト・ラバトとチャンピオンを争う予定だったが、ラバトが怪我のため欠場。これにより“不戦勝“という形でチャンピオンが決まった。しかしザルコは「このもてぎを優勝してからチャンピオンのお祝いをしたい」と週末のレースに集中。予選では見事ポールポジションを獲得した。

ウエットコンディションとなった決勝レース。スタートこそ出遅れて3番手に後退するが、すぐにポジションを挽回し5周目にトップに浮上。以降は全く危なげない走りでレースを支配し、そのままトップチェッカー。今季7勝目挙げ、チャンピオン獲得に花を添えた。チェッカー後、用意されていたチャンピオンTシャツを着用し、母国のフランス国旗を持ってウイニングラン。コースサイドからも惜しみない祝福の拍手が贈られた。なお2位はヨナス・フォルガー、3位にはサンドロ・コルテセが入った。

またMoto2ではIDEMITSU Honda Team Asiaからフル参戦している中上貴晶に注目が集まった。予選では7番手となったが、スタートで4番手に浮上すると、2周目には1台抜き3番手へ。このまま母国GPでの表彰台に期待も高まったが、5周目の最終コーナーで転倒。すぐにバイクを起こして戦列に復帰したが22位と悔しい結果に終わった。ワイルドカードで参戦した小山知良は13位、高橋裕紀は14位だった。

《吉田 知弘》

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