【東京モーターショー15】トヨタ KIKAI、人とクルマの新たな関係を構築するコンセプトカー

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トヨタ自動車が第44回東京モーターショーで発表する1台が、エンジンやサスペンションなど車を構成する部品をむき出しにすることで、機械本来の魅力を強調した異色のコンセプトカー『KIKAI(キカイ)』だ。

クルマを人の手が生み出す「機械」と捉え、その精巧さ、美しさ、素朴さ、あたたかさ、動きの面白さなどの豊かな魅力で「人とクルマ(機械)の関係再構築」することをコンセプトとしている。

従来、ボディに隠された機械そのものの魅力を前面に出す造形。機能そのものをダイレクトに表現することで、エクステリアの構成要素とした。燃料タンクやリザーブタンク、排気管など細部までこだわった造形に加え、アナログ的なメーターやスイッチで味わいのある機械との対話を実現。

運転席の足元にある小窓からは、タイヤやサスペンションの動き、流れる路面の速度感も感じられる。またフロントガラス越しには、アッパーアームの動きも視認可能。何気ない日常の走行の中で「走る」「曲がる」「止まる」を支える機械を、五感でダイレクトに感じる新たな運転感覚を提供する。

クルマの中心にドライバーを配置するセンタードライバー席の採用で、より直感的に車両感覚の把握が可能。オフセット配置の3座レイアウトがもたらす乗員間の程よい距離感は、心地よい車内コミュニケーション空間を創出。ルーフまで広がる開放的なサイドウィンドウは、街や自然の中を走る楽しさを提供する。

ボディサイズは、全長3400mm、全幅1800mm、全高1550mm。ホイールベースは2450mmで、3人乗り。

《関 航介》

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