ダイハツ工業は10月8日、『タント』などのヒューズボックスに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのはダイハツ『タント』『ムーヴ』、スバル『ステラ』の3車種で、2015年8月19日~9月2日に製造された計3900台。
ヒューズボックスの製造プログラムが不適切なため、ブロアモータ配線の端子部を逆向きに組み付けたものがある。そのため、端子の固定が不十分になり、端子がこすられて絶縁物質が生成され、最悪の場合、デフロスタが作動しなくなるおそれがある。
改善措置として、全車両、ヒューズボックスの製造番号を確認し、該当するものにはサブハーネスを追加する。
不具合および事故は発生していない。仕入先からの情報により発見した。