北海道の高速道路は早くも冬道に…10月15日から雪氷対策

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北海道の高速道路(資料画像)
  • 北海道の高速道路(資料画像)
  • 冬期と夏期の事故の発生状況
  • 2014年度の初雪の状況
  • 2014年度における道内の積雪実績

NEXCO東日本・北海道支社は、10月15日より順次、高速道路雪氷対策出陣式を実施すると発表した。どこよりも早く北海道では冬道の体制になる。

NEXCO東日本・北海道支社は、2015年10月16日~2016年4月30日までの期間を雪氷対策期間とする。その間、総勢約1000名の人員と約300台の車を使い、24時間体制で気象や道路状況の把握、除雪作業など、高速道路の安全な交通確保を行うとしている。

出陣式は、道内6管理事務所で15日と16日の2日にかけて実施する。

冬の高速道路は夏期に比べて約1.7倍の事故発生件数となるという。特に、初冬の11月頃から事故が急増するとNEXCO東日本・北海道支社では説明している。「冬期、高速道路を利用する場合には、気象や路面状況に応じた運転を心がけてほしい。早目の冬タイヤ装着など冬の装備を準備する」ようドライバーに呼びかける。

2014年度の高速道路の累計降雪量(10月~4月)は、累計平均で375cmとなった。道内の中で特に多かった地域は金山トンネルの833cm、次いで常盤トンネルの674cmだった。

北海道の高速道路の除雪作業の総距離は、地球約8周分に相当する約31万km。初雪が最も早かった地域は、トマム観測所で10月1日となっている。

《編集部》

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