パイオニアは、子会社の東北パイオニアとともに、複数の大手自動車メーカーから、カースピーカー計約4500万本を新規受注したと発表した。
受注したスピーカーは、2018年以降、3年から5年にわたってグローバルに出荷する予定。スピーカーは、中国、ベトナムで生産する。
同社は、カーエレクトロニクス事業を、成長戦略のひとつとしてOEM事業の拡大を掲げており、特に自動車メーカー向けカースピーカービジネスを強化している。
全世界で年間約5億本規模とされる自動車メーカー向けカースピーカー市場で、同社の祖業であるスピーカー事業で培ってきた音に関する技術力や標準モジュール化などの設計手法が評価され、今回の大量受注につながった。