全日本空輸(ANA)は、8月の輸送実績を発表した。
国際線の旅客人数は、前年同月比12.7%増の77万2094人と大幅プラスとなった。アジア方面が同11.9%増の51万0389人、北米/ホノルル方面が同16.9%増の18万5622人、ヨーロッパ方面が同8.5%増の7万6083人と全方面好調だった。
利用率は、前月と比べて4.8ポイントアップの82.8%と8割台となった。
国内線は前年同月比3.3%減の376万0996人と前年割れとなった。東京=札幌や東京=大阪などの幹線が低調だった。利用率は前月より5.9ポイントアップの67.7%だった。
貨物・郵便輸送実績は、国際線の貨物が前年同月比8.6%減の5万4980トン、郵便が同12.2%減の2325トンだった。国内線は貨物が同3.1%減の4万1508トン、郵便が同4.4%減の2466トンだった。