9月25日から27日まで、三重県鈴鹿サーキットにて開催されたF1日本GP。その会場内には、マクラーレン・ホンダのブースも設けられた。
日本GPでは例年レジェンドマシンのデモランが行われ、その出走マシンの展示がある。歴代ホンダマシンとして並んだのは、マクラーレン・ホンダ「MP/6」
ウィリアムズ・ホンダ「FW11」の2台。1日2回のスケジュールで、エンジン音も披露した。
その他に、今年ならではと言える展示があった。7年ぶりにF1復帰したホンダのブースだ。ステージ横には2014年のアブダビテストで使用された開発用マシン「MP4-29H/1X1」と「MP4-30」の展示用車両を設置。ウォールピットを再現したり、モニターにアイルトン・セナがドライブするシーンなど過去の映像を流したりと演出も凝っている。
また、パワーユニットエンジン展示コーナーには行列ができていた。中には1988年から2015年までのパワーユニットエンジンがずらりと並ぶ。ホンダF1の軌跡を間近で見られる貴重な場だけに、熱心に見つめる来場者の姿が印象的だった。
ブース横のフラッグには代わるがわるファンからの応援メッセージが書き込まれていった。レース結果は思わしくなかったものの、引退が噂されていたジェンソン・バトンが昨日残留を発表。来年の鈴鹿では、どのような走りを見せてくれるのか。ファンの思いが実ることを期待したい。