ビー・エム・ダブリューは9月30日、MINI『クーパー』などのヒートエクスチェンジャーに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、「MINIクーパー」「MINIクーパーS」「MINI ONE」の3車種で2014年1月13日から7月24日に製造された2578台。
エンジンオイルを冷却するヒートエクスチェンジャーを構成する部品の溶接が不適切なため、隙間が生じているものがある。そのため、隙間からエンジンオイルが漏れ、警告灯が点灯し、そのまま使用を続けると、最悪の場合、エンジンが停止するおそれがある。
改善措置として、全車両、オイルフィルター アッセンブリーを対策品と交換する。
不具合は50件発生、事故は起きていない。市場からの報告により発見した。