自転車ひき逃げ、飲酒運転の発覚を逃れようとした女を逮捕

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25日午前5時ごろ、岐阜県多治見市内の国道248号で、自転車に乗って道路を横断していた58歳の男性に対し、交差進行してきた軽乗用車が衝突する事故が起きた。男性は重傷を負ったが、クルマは逃走。警察は後に22歳の女をひき逃げ容疑で逮捕している。

岐阜県警・多治見署によると、現場は多治見市音羽町付近で片側1車線の直線区間。交差点に横断歩道や信号機は設置されていない。58歳の男性は自転車に乗って道路を横断していたところ、交差進行してきた軽乗用車にはねられた。

男性は右足を骨折するなどの重傷を負ったが、クルマはそのまま逃走。警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始し、周辺に設置されていた防犯カメラ映像の分析を進めたところ、瑞浪市内に在住する22歳の女が容疑に関与したと判断。自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

聴取に対して女は「飲酒運転の発覚を恐れて逃げた」などと供述しており、警察では飲酒した量の特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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