スズキが東京モーターショー15に出品する、『イグニス(IGNIS)』は、少し高めのアイポイントと、大きめにとったロードクリアランスによって日常で便利に使えるだけでなく、雪道や荒れた道でも安心して走れ、週末にはアウトドアを楽しむことができるコンパクトクロスオーバーのコンセプトモデルだ。
「『ハスラー』を始めとした、新ジャンルを創造してきたスズキから、新たに提案するコンパクトカーだ」とは、スズキ四輪商品企画部商品企画課の長柄早織氏の弁。
エクステリアは、「シンプルながら見る人に強い印象与えるデザインを目指し、クリーンなボディにスズキのDNAを組み合わせ、これまでにない新クロスオーバーであることを表現している」という。
16インチの大径タイヤや、180mmという高い最低地上高、見晴らしの良いシート高に加え、4WDにはグリップコントロール、ヒルディセントコントロール等を装備し、「雪道や荒れた路面にも安心して走ることができる」と説明。
インテリアは、「シンプルな形状にコントラストの強いカラーリングを採用。オーディオやメーター、エアコンパネル等は独立したデザインとし、先進性を強調している」と長柄氏。
パワーユニットは、1.2リットルデュアルジェットエンジンに、マイルドハイブリッドシステムを搭載している。