ホントにできる!? 手ぶらで日帰り「しまなみ海道チャリ旅」

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しまなみ海道をレンタサイクルで行く
  • しまなみ海道をレンタサイクルで行く
  • しまなみ海道の来島海峡大橋をレンタサイクルで走る。世界的にも珍しい順中逆西航法で知られる来島海峡を行く船を見下ろしながら
  • 昼食はサンライズ糸山の「風のレストラン」でしまなみ海道を眺めながら
  • 広島空港からLCCで成田へ戻るという弾丸プラン
  • しまなみ海道の来島海峡大橋をレンタサイクルで走る。今治造船のドックを見下ろしながら
  • 新尾道駅から新幹線で帰京するという手もある
  • しまなみ海道の来島海峡大橋をレンタサイクルで走る。世界的にも珍しい順中逆西航法で知られる来島海峡を行く船を見下ろしながら
  • しまなみ海道の来島海峡大橋をレンタサイクルで走る。今治造船のドックを見下ろしながら

愛媛県今治市にあるサイクリング拠点・サンライズ糸山から、ママチャリで「瀬戸内しまなみ海道」を走った9月初旬、スタッフが「レンタサイクルを使えば、東京から今治、尾道と行く日帰り旅行が手ぶらでできるはず」と教えてくれた。本当にそんなことができるのか。

この日、サンライズ糸山から、しまなみ海道(西瀬戸自動車道、本州四国連絡道路 尾道・今治ルート)に入ると、すぐに今治造船が見下ろせた。世界的にも珍しい順中逆西航法で知られる来島海峡と、そこを行き交う船、馬島や中渡島を見ながらペダルを踏むと、およそ40分で大島の上に着いてしまう。

今回は、次の伯方島まであと60分ほどという吉海レンタサイクルターミナル(大島南IC付近)でレンタサイクルを乗り捨てた。が、冒頭の「日帰りで行ける」というアドバイスが気になり、「東京発・弾丸日帰りしまなみ海道サイクリングは本当に可能なのか?」という疑問を抱きながら、机上で交通機関をつないでみた。

そこで、限られた予算での日帰り旅行という想定のもと、往復のエアにLCCを利用して行程を組んでみる。往復のエアをチェックしてみると、四国・今治側の松山空港と、成田空港の間にはジェットスター・ジャパン(GK)が飛んでいて、本州・尾道側の広島空港と成田の間は春秋航空日本(IJ)が結んでいた。

10月の土・休日のダイヤでLCC・鉄道・レンタサイクル・バスをつないでみると、下記のように、約2時間のしまなみ海道サイクリングと、鉄道・バス・タクシーを乗り継ぐ旅が楽しめることが机上でわかった。

▼成田空港 06:10発(ジェットスター・ジャパンGK401便)07:50着 松山空港
▼松山空港 08:25発(伊予鉄バス松山空港線)08:44着 JR松山駅前
▼松山駅 09:28発(予讃線・伊予西条行き)10:32着 波止浜駅
▼波止浜駅 10:50発(タクシー)11:00着 今治市サイクリングターミナル サンライズ糸山
▼サンライズ糸山 12:00発(レンタサイクル)14:00着 伯方レンタサイクルターミナル
▼伯方島BS 14:23発(おのみちバス・しまなみサイクルエクスプレス2便)15:21着 尾道駅
▼尾道駅 15:48発(山陽線・糸崎行き+岩国行き)16:29着 白市駅
▼白市駅 16:33発(芸陽バス・広島空港行き)16:47着 広島空港
▼広島空港 19:20発(春秋航空日本IJ624便)20:50着 成田空港

朝食は松山駅での40ほど、昼食はサンライズ糸山の「風のレストラン」でしまなみ海道を眺めながら1時間ほど、夕食は広島空港で1時間ほどが確保できそう。広島空港には出発の2時間前に着く予定だが、サイクリング時間の延長や、バスや電車に遅れが出た場合、後発の全日空ANA688便や、新尾道駅から新幹線で帰京することになるかもしれない。

「手ぶらで行くしまなみ海道サイクリングの弾丸日帰り旅」は、1600km、15時間。往復のLCCチケットが合計1万2000円ほどで入手できれば、総額2万円前後で実現できそうだ。

《レスポンス編集部》

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