広島・三次試験場50周年マツダファンミーティング(9月20日)では、1960年代の『R360』をはじめ、『サバンナ』、『ファミリア』、『ルーチェ』、『コスモ』など、1000台を超える“名車”たちがおむすび型の高速周回路を駆けた。60枚の写真とともに見ていこう。
会場には、K360やR360クーペなど、同社が4輪を手がけて間もないころのクルマをはじめ、キャロルやポーターバン、シャンテ、ファミリア、グランドファミリア、ルーチェ、サバンナといった旧車がずらりと並べられ、オーナーとオーディエンスが連絡先を交換する姿も見られた。
こうした旧車を大事に乗るオーナーたちは、「運ぶのも気づかう」ともらす。美しい内外装を保つK360の所有者は、同敷地内をパレード後、「キャリアカーに載せて搬送する」という。
また、愛媛から来たというファミリアのオーナーは、「船で運ぶよりもしまなみ街道経由で戻ったほうが、潮風にあたる確立もいくらか少ないかなって気持ちもあって、ゆっくり自走して戻る」ともらしていた。
いっぽう、中央道経由で群馬へ戻るというルーチェの所有者は自走派。「いまのクルマよりも快適と思うほど、滑らかに静かに走る。この乗り心地を知ってしまうと手放せない」とも話していた。