誤進入して高速道を600m逆走、正面衝突

自動車 社会 社会

10日午前1時ごろ、大阪府大阪市北区内の阪神高速道路・池田線の下りを走行していたタクシーに対し、逆走してきたワゴン車が正面衝突する事故が起きた。この事故でタクシーの運転者が負傷。警察はワゴン車を運転していた男を逮捕している。

大阪府警・高速隊によると、現場は大阪市北区堂島浜付近で片側3車線の緩やかなカーブ。タクシーは第3車線を走行していたところ、逆走してきたワゴン車と正面衝突した。

衝突によって双方のクルマは中破。タクシーを運転していた69歳の男性は近くの病院へ収容されたが、胸部強打の重傷。ワゴン車を運転していた箕面市内に在住する35歳の男からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出しており、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)と道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕している。

男は現場から約600m離れた高速道路の出口から誤進入したとみられ、聴取に対しては「誤って出口から高速に入ってしまった」などと供述しているようだ。飲酒運転の事実も大筋で認めており、警察では飲酒した場所や量の特定を急ぐとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース