ドイツの高級車メーカー、アウディは9月14日夜、ドイツで開催したフランクフルトモーターショー15のプレビューイベントにおいて、『e-トロン・クワトロコンセプト』を初公開した。同車はアウディが近い将来、市販する予定のEVを示唆したコンセプトカー。SUVボディを持ったEVという点が特徴になる。EVパワートレインは、モーターが3個で、フロントアクスルに1個、リアアクスルに2個を搭載する。3個のモーターの合計出力は、435ps。ブーストモードでは、最大出力503ps、最大トルク81.6kgm以上を引き出す。4輪を駆動するクワトロとなり、0-100km/h加速4.6秒、最高速210km/h(リミッター作動)の性能を発揮する。二次電池は、蓄電容量95kWhの大容量リチウムイオンバッテリーで、キャビン下の前後アクスルの間に配置。1回の充電で最大500km以上の走行を可能にした。バッテリーのフル充電に要する時間は、およそ50分。ボディサイズは、全長4880mm、全幅1930mm、全高1540mmと、『Q5』と『Q7』の中間サイズ。クーペのようなデザインでエアロダイナミクス性能を追求し、Cd値は0.25と、SUVセグメントで最高の数値を達成している。
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