【フランクフルトモーターショー15】VW ティグアン、新型&コンセプトがずらり…GTEも登場

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VW ティグアン GTE
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フォルクスワーゲン(VW)は9月14日、フランクフルトモーターショー15のプレビューイベントにて、新型『ティグアン』とスポーツモデルの『ティグアンRライン』、コンセプトカーの『ティグアン GTE』を初公開した。

ティグアンは、2007年のデビューから現在までに264万台、昨年も51万5349台を売り上げたVWの主力SUV。今回会場に3台の車両が登場したことからも、力の入れようが窺える。

2代目となる新型はVWのモジュラーコンセプトであるMQBプラットフォームを採用し、50kg以上の軽量化に成功している。また、荷室容量は通常時615リットル、後席収納時は1655リットルとなり、先代比で145リットルも拡大した。市販モデルには123psから220psの出力を持つ4つのガソリンエンジンと、115psから240psの出力を持つ4つのディーゼルエンジンをラインナップ。先代より24%燃費を向上したという。歩行者検知機能付きエマージェンシーシティプレーキや、レーンアシストなど安全装備も充実させた。市場投入は、2016年4月を予定している。

一方、ティグアン GTEは1.4 TSIと電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッド車。電気のみで走る「Eモード」では最大50kmのゼロ・エミッション走行を可能とし、燃費は1.9リットル/100kmを達成。ルーフ上にソーラーパネルを設置しているのが特徴で、13kWhの容量を持つリチウムイオン電池からだけでなく、太陽エネルギーからも電気を共有することが可能だ。同車は「ティグアンの将来性を示唆する」とされており、市販化の実現にも期待したい。

《吉田 瑶子》

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