クロスカントリーレースにおいては、レースフォーマットや運営もさることながら、その人気の根源となるのは「走ったことのない、新しいフィールド」であることが多い。
実に4年ぶりのJNCC新コース開催となった、岐阜県ほおのきスキー場には555台もの参加台数が集まり、JNCC歴代2番目の記録をマークしており、今年一番の盛り上がり。
前日は真っ青な空が参加者を歓迎してくれたが、レース当日は朝から雨がちらつき、目玉のCOMP GPレースが始まる頃には大雨へ。ほおのきは、特に斜度のきついワイルドなコースだったこともあり、ハードな一日となった。レースは2ストロークの「YZ250X」に乗り換えて2連勝をあげている鈴木健二選手がトップを一度も譲らず圧勝。