タタ財閥が経営するタージホテルに代表されるホテルグループ、インディアンホテルズ(IHCL)がドバイのタージパレスから撤退すると今週発表したとエコノミックタイムスが伝えた。
IHCLは14年間経営した等ホテルからの撤退の理由について明かしていない。
2001年に開業した全147室のタージパレス・ドバイは、ドバイを拠点とする親族経営による複合企業、The Juma Al Majidグループの所有となり、今後はジュードパレスホテル・ドバイとして営業を行う。
The Juma Al Majidグループは現在24社近い子会社を所有し、その業種は自動車、旅行業、不動産業など多岐に渡り、最近になってホテルマネジメントの会社を設立した。
タージ・グループは2014年9月にラケーシュ・サルナ氏を新CEOに迎え、経営の見直しとして海外に所有するいくつかのホテルから撤退してきた。
2014年10月にはモロッコのタージパレス・マラケシュを1年間の営業の後に撤退し、同じ月にBLUE Sydneyを香港拠点のHind Hotels and Propertiesグループに3200万豪ドル(約18億ルピー)で売却している。