信号無視で当て逃げ、運転者は飲酒運転の警官

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山梨県警は8月28日、7月中旬に山梨県甲斐市内で乗用車を飲酒運転し、当て逃げ事故を起こしていた22歳の巡査の男を道路交通法違反容疑で書類送検するとともに、同日付で懲戒免職処分とした。

山梨県警・監察課によると、鰍沢署に所属していた22歳の巡査の男は2015年7月18日の午前4時15分ごろ、甲斐市竜王新町付近の県道で酒気帯び状態にもかかわらず乗用車を運転し、赤信号を無視して交差点へ進入。回送中の路線バスと衝突する事故を起こし、そのまま逃走した疑いがもたれている。人的な被害は無かったが、双方の車両が損壊した。

乗用車は事故後にそのまま逃走したが、警察はバス運転手が目撃したクルマのナンバーを基に当て逃げ事件として捜査を開始。。酷似したナンバーのクルマを使用していた巡査から任意で事情を聞いていたところ、飲酒運転と当て逃げ容疑を大筋で認めていた。

聴取に対して巡査は「事故直前まで知人と甲府市内で酒を飲んでいた」と供述。以前にも複数回の飲酒運転を繰り返していたことも認めた。警察では巡査を道交法違反(酒気帯び運転、事故不申告)容疑で書類送検するとともに、8月28日付けで懲戒免職処分も併せて実施している。

《石田真一》

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