20日午後10時45分ごろ、秋田県由利本荘市内の国道7号を走行していた自走式クレーン車が対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた軽乗用車と正面衝突する事故が起きた。軽乗用車の運転者が死亡。警察はクレーン車の運転者を逮捕している。
秋田県警・由利本荘署によると、現場は由利本荘市松ケ崎字北離山付近で片側1車線と2車線の直線区間。自走式の大型クレーン車は斜行するようにして対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた軽乗用車と正面衝突した。
衝突によって軽乗用車は中破。運転していた同市内に在住する52歳の男性は近くの病院へ収容されたが、全身強打と出血性ショックが原因で約2時間後に死亡した。警察はクレーン車を運転していた同市内に在住する55歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で逮捕している。
警察ではクレーン車側がハンドル操作を誤ったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。