走行中の路線高速バスから出火、乗員脱出後に全焼

自動車 社会 社会

18日午前5時10分ごろ、新潟県阿賀町内の磐越自動車道上り線を走行中の路線高速バスから出火。車両を全焼させる事故が起きた。バスの乗客乗員35人は延焼前に車外へ脱出したが、客1人が気分不良を訴えて救急搬送されている。

新潟県警・高速隊によると、現場は阿賀町小出付近で片側1車線の対面通行区間。路線高速バスは大阪から仙台へ向けて走行していたが、現場付近を走行中にエンジン出力の低下に気づいた運転者がバックミラーで確認したところ、後部から火が出ていることを確認。路肩に停車させた。

乗客33人と乗員2人は延焼前に車外へ脱出したが、バスはその後に激しく炎上。通報を受けた地元消防が消火を行ったが、約1時間で全焼した。火災による人的被害は無かったが、客1人が煙を吸ったことによる気分不良を訴え、近くの病院へ収容されている。

バスは2階建て車両。警察ではバス会社から整備状況などについて話を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース