緊急走行中のパトカーが事故後に暴走、別の交差点でも衝突

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12日午後7時20分ごろ、石川県かほく市内の国道159号で、交差点を右折しようとしていた緊急走行中のパトカーと対向車線を直進してきたトラックが衝突。パトカーはそのまま走行を続け、約80m先の交差点でも衝突事故を起こした。この事故で警官1人が負傷している。

石川県警・津幡署によると、現場はかほく市内日角2丁目付近で片側2車線の直線区間。交差点には信号機が設置されている。同署・地域課のパトカーは事件発生の一報を受けて緊急走行を実施。現場の交差点を右折しようとしたところ、対向車線側を直進してきたトラックと衝突。パトカーはそのまま走行を続け、約80m先にある別の交差点で右折待ちをしていた軽乗用車に追突した。

この事故でパトカーを運転していた34歳の男性巡査部長が頭部などを打撲する軽傷。トラックの運転者と、軽乗用車に乗っていた2人にケガはなかった。

現場の交差点は道路中央に高架橋脚があり、対向車線側の見通しが悪い。聴取に対して巡査部長は「最初の衝突で頭を打ちつけ、意識が朦朧としてしまった」などと供述しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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