職務質問から逃走の中学生、クルマにはねられ重体

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10日午前0時5分ごろ、愛知県名古屋市南区内の国道247号で、赤信号を無視して交差点へ進入したとみられる自転車と、交差進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。この事故で自転車に乗っていた14歳の男子中学生が重体となっている。警官の職務質問から逃走していたとみられる。

愛知県警・南署によると、現場は名古屋市南区豊田1丁目付近で片側2車線の直線区間。交差点には横断歩道と信号機が設置されている。自転車は赤信号の状態で交差点に進入。直後に交差進行してきた乗用車と衝突した。

この事故で自転車に乗っていた14歳の男子中学生が全身を強打。近くの病院へ収容されたが、意識不明の重体となった。警察はクルマを運転していた26歳の男性から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。

負傷した中学生は近くの公園で友人らと騒いでいたが、近隣の住人が騒音被害として警察に通報。これを受けて駆けつけた同署員が職務質問を実施しようとしたところ、中学生は逃げ出したという。事故はこの直後に発生しており、警察では強引な横断が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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