警報機や遮断機の無い踏切で列車と衝突、軽乗用車の2人負傷

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9日午前11時55分ごろ、佐賀県有田町内にある松浦鉄道線の踏切で、踏切内に進入してきた軽乗用車と通過中の普通列車が衝突する事故が起きた。この事故でクルマに乗っていた2人が軽傷。列車の乗客乗員にケガはなかった。

佐賀県警・伊万里署によると、現場は有田町南原甲付近。踏切に警報機や遮断機は設置されていない。軽乗用車は列車の通過直前に踏切へ進入。直後に通過した上り普通列車(伊万里発/有田行き、1両)と衝突した。

衝突によって軽乗用車は中破。運転していた40歳代の女性と、同乗していた40歳代の男性が打撲などの軽傷。列車の乗客乗員4人にケガはなかった。警察はクルマを運転していた女性から過失往来危険容疑で事情を聞いている。

現場は幅員約2.5m。聴取に対しては「道に迷っていた。列車の接近に気づかなかった」などと供述しているようだ。警察では安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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