ホンダ、ロードレース世界選手権 通算700勝達成…「マン島TTレース出場宣言」から61年

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ホンダがFIMロードレース世界選手権シリーズで通算700勝を達成
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8月9日、FIMロードレース世界選手権 第10戦インディアナポリスGPでマルク・マルケス選手(ホンダ)がMotoGPクラスで優勝を飾り、ホンダは、前人未到の通算700勝を達成した。

ホンダは1954年、当時のロードレース世界選手権最高峰の「マン島TTレース」への出場を宣言。その後5年を費やしてマシンを開発し、1959年に日本の二輪車メーカーとして初めて「マン島TTレース」に出場。そして、翌1960年からFIMロードレース世界選手権シリーズの125ccと250ccクラスに参戦を開始。1961年の開幕戦スペイングランプリでトム・フィリス選手がホンダに初優勝をもたらした。

その後ホンダは参戦クラスを350ccクラス(1962年)、50ccクラス(1962年)、500ccクラス(1966年)へと拡大し、1966年には全5クラス制覇を達成。その後、1967年のワークス活動を最後に、通算138勝の記録を残して1968年から11年間は参戦を休止した。

そして、1979年にホンダは再びFIMロードレース世界選手権シリーズ500ccクラスに復帰。3年後の1982年には第7戦ベルギーGPにてフレディ・スペンサー選手(米国)が優勝し、復帰後初勝利を飾った。その後は再び参戦クラスを125ccクラス、250ccクラスにも拡大して勝利を重ね、2001年には開幕戦の日本GP500ccクラスでバレンティーノ・ロッシ選手(イタリア)が勝利してホンダ通算500勝を達成。また、2005年には第15戦オーストラリアGP 250ccクラスでダニ・ペドロサ選手(スペイン)が勝利して通算600勝を達成している。

今回の、マルケス選手はポールトゥウインで今季3勝目を飾り、1954年、本田宗一郎氏による「マン島TTレース出場宣言」以来、61年の歳月をかけ通算700勝を達成した。

《纐纈敏也@DAYS》

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