航空機残骸、ナジブ首相が不明マレーシア航空機と確認…フランス当局は断定せず

仏領レユニオン島で見つかったマレーシア航空(MAS)MH370便の機体の一部とみられる残骸について、ナジブ・ラザク首相は5日、MH370便のものであると確認されたと発表した。

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仏領レユニオン島で見つかったマレーシア航空(MAS)MH370便の機体の一部とみられる残骸について、ナジブ・ラザク首相は5日、MH370便のものであると確認されたと発表した。

マダガスカル島東方のインド洋上に位置するフランス領レユニオン島で7月29日、機体の一部とみられる残骸が見つかり、フランスの研究所においてマレーシア、豪州、フランス、米国が参加した鑑定が5日より行われていた。

ナジブ首相は、MH370便の残骸であると確認されたことで、インド洋で悲劇的に墜落したという物理的な証拠を得たことになると述べた。またこれまでMH370便の捜査に関わった国々に対して感謝を示した。

一方で、鑑定を行ったフランス当局も会見を行った。資料などからMH370便のものであると強く推測しているとしたが、断定はしていないと発表。今後も鑑定を続けていくと明らかにした。

マレーシア航空も同日声明を発表。乗客及び客室乗務員の親族に対してご冥福を祈ると発表。事故の原因解明につながるような証拠が今後さらに見つかることに期待するとし、今後も関係当局と協力し事故の調査結果などの最新情報などを親族に提供していくと述べた。

広瀬やよい

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