交差点で曲がれないトラックが踏切内で立ち往生、特急が衝突

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1日午前8時50分ごろ、熊本県熊本市内にあるJR豊肥本線の踏切で、踏切内に立ち往生していた中型トラックと、通過中の特急列車と衝突する事故が起きた。トラックは中破したが、運転者の男性は車外に出ていたためにケガはなかった。

熊本県警・熊本北署によると、現場は熊本市北区龍田付近。踏切には警報機と遮断機が設置されている。中型トラックは踏切の先にある交差点で曲がりきれず、荷台部分が踏切内に残る状態で立ち往生。脱出できないまま警報機や遮断機が作動し、止まりきれなかった上り特急列車(人吉発/別府行き、3両編成)が衝突した。

衝突によってトラックは中破したが、運転していた55歳の男性は衝突前に車外へ脱出したためにケガはなく、列車の乗客乗員約160人も無事だった。

警察ではトラックの運転者から過失往来危険容疑で事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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