オンライン求人情報会社の米モンスター・ワールドワイドは3日、オンライン上の求人広告掲載活動を指数化したモンスター雇用インデックス(MEI)を発表。マレーシアにおけるオンライン上の求人広告は6月、前年同月比で24%、前月比で1%それぞれ減少した。
銀行・金融サービス・保険(BFSI)産業における求人広告数は、前年同期比で5%増加し最も成長率が高かった。またホスピタリティ産業は同3%、小売業は1%それぞれ成長した。一方でIT関連産業は前年同期比でマイナス22%成長となり、広告、市場調査、広報、メディアおよびエンターテイメント産業では同マイナス15%、製造関連業ではマイナス12%、ロジスティック、運送、海運業においてはマイナス11%成長となった。
モンスター・ワールドワイドは、経済状態が悪化していることから、製造業においてこれまでで最も低いインデックスとなっていると指摘。職業別ではマーケティングやコミュニケーションの需要が前月比で増加したと明らかにした。