ドイツの高級車メーカーで、フォルクスワーゲングループ傘下のアウディは7月30日、2015年上半期(1‐6月)の決算を公表した。
同社の発表によると、ランボルギーニなどを含めたグループ全体の上半期の売上高は、297億8400万ユーロ(約4兆0564億円)。前年同期の266億9000万ユーロに対して、11.6%の増収。
また、上半期の営業利益は、29億1400万ユーロ(約3969億円)。前年同期の26億7100万ユーロに対して、9.1%の増益となった。
増収・増益となった大きな要因が、好調な新車販売。2015年上半期の世界新車販売は、上半期としては過去最高の90万2389台。前年同期比は3.8%増と伸びた。『A3』ファミリーをはじめ、SUVの『Q3』や『Q5』が支持を集める。
アウディのルパート・シュタートラーCEOは、「アウディグループは2015年上半期の業績において、力強さを再び示した」と述べている。