モリタホールディングスは7月29日、2015年4-6月期(第1四半期累計)の連結決算を発表した。
それによると、売上高は82億5700万円(前年同期比+6.6%)、営業利益は3200万円(前年同期は5億1000万円の赤字)、経常利益は2億3100万円(同3億5800万円の赤字)、四半期純利益は1億5300万円(同3億2200万円の赤字)だった。
消防車輌事業で、前期に受注した製品を予定通りに出荷したことや、防災事業は、パッケージ型自動消火設備「スプリネックス」の受注及び販売が堅調に推移したことで増収増益となった。ただし、同社グループの売上高および利益は、消防車輌事業の官公庁向け売上高の占める割合が高いこと等から、第4四半期に偏る傾向にある。
通期業績見通しは、前回予測を据え置いた。