SHOEIは7月28日、2014年10月-2015年6月期(第3四半期累計)の連結決算を発表した。
それによると、売上高は100億6800万円(前年同期比+1.2%)、営業利益は23億8400万円(+5.3%)、経常利益は22億7300万円(+5.9%)、四半期純利益は14億3000万円(+6.1%)だった。
国内市場は、二輪乗車用ヘルメットの市場流通が順調に推移し、第3四半期の国内向け販売が大幅に増加したことで、累計でも前年比の落ち込みが縮小した。
海外市場は、豪州ディストリビューター向け販売が低調だったものの、北米市場では、販売数量は微増ながら円安効果により売上高は大幅に増加した。
各利益については、販売費および一般管理費は増加したが、欧州子会社の売上原価率が大幅に低下し利益に貢献したことなどから増益となった。
通期連結業績予想は、北米向け販売の落ち込みを想定していたが、期初予想の確保が可能となったことや、為替相場が想定より円安に進んだこと等から上方修正。売上高は141億円(+5億3000万円)、営業利益30億円(+1億5000万円)、経常利益28億8000万円(+1億円)、純利益18億2000万円(+5000万円)とした。