11時30分にスタートした鈴鹿8耐。間もなく7時間が過ぎ、19時30分のゴールを迎えようとしているが、夜間走行があるのがまた鈴鹿8耐の醍醐味。
通常のレーシングマシンならヘッドライトなど装着していないが、鈴鹿8耐では当然義務付けられている。
また、さらに夜間を走るための様々な工夫が凝らされ、レギュレーションで定められていることがいくつかあるので紹介しよう。
まず、ゼッケンの数字部分は、電気で光るものでなければいけない。2013年までは蓄光式も認められたが、昨年(2014年)のレースから電気による自光式のみ認められ、ファンにとってもより観戦しやすくなった。
そして夜間走行を告げるライトオンのボードは、通常であれば日没に合わせて6時45分頃にコントロールタワーやリーダーボードに掲示・表示される。
このサインが出たら、ライダーは自分のマシンを点灯しなくてはならないのだが、過去にはライトがつかずに順位を下げたチームもある。
なお、昨年は雨のために暗く、スタート時にライトオンのボードが出された。
さぁ、今年はどうなる!? 残り1時間を切り、間もなく全車ライトオンだ。