8耐で盛り上がる鈴鹿サーキットだが、その観戦券を持っていれば無料で利用可能なのが、モータースポーツをリアルに体験、体感できるアトラクション「レーシングシアター」だ。
今年は「F1」にホンダが復活参戦していることを記念し、第1期、第2期、第3期のF1マシンを展示。さらに8耐ウィークではF1マシンと時代背景を合わせた2輪マシンの展示もおこっているから、バイクファンには見逃せない。
8耐特別展示マシンは以下の通り。
・1967年 RC181 M. ヘイルウッド車
・1992年 RVF750 W. ガードナー/D. ビーティー車(8耐優勝マシン)
・2001年 VTR1000SPW V. ロッシ/C. エドワーズ車(8耐優勝マシン)
92年は、史上最多の8耐3勝を挙げていたW.ガードナー(RVF750)が、レースを前に8耐引退を表明。ケガのM.ドゥーハンに代わって参戦したD.ビーティと組んで、見事、自らの勝利数記録を更新する有終の美を飾った。
01年は、混戦の序盤を経て、中盤にはV.ロッシ/C.エドワーズ/鎌田学組(VTR1000SPW)、岡田忠之/A.バロス/伊藤真一組(VTR1000SPW)の一騎打ちの様相。しかし、バロスが最後の交代時のミスで約30秒のロス。エドワーズが逃げきった。